【社外取締役の採用】企業統治のあるべき姿へ

【社外取締役の採用】企業統治のあるべき姿へ

こんにちはカスチクです

社外取締役が有効かどうかは誰を社外取締役に

するかによる

 

 

 

毎年6月には多くの上場企業が株主総会を行います

これに関連して企業統治のあり方についての話題が

最近取り上げられます

 

企業が行う重要な決断は取締役会で行われます

その取締役会でのメンバー構成において外部の人材を

どれだけ入れるのかということが注目されています

5年ほど前までは上場企業であっても取締役会の

構成メンバーはほとんど社内の人ばかりでした

終身雇用制度が浸透している日本企業では内部の

一人だけで重要な経営判断をするのが自然だと

考えられてきました

 

しかし、ヨーロッパやアメリカなどの世界で

活躍する企業はそうは考えていません

内部の人だけで経営判断をするのではなく、外部

からその経営をチェックすることが重要だと

考えています

 

日々の経営の執行については内部の役員に任せたと

しても、企業の最高決定機関である取締役会には

外部から社外取締役を多く入れるべきであるという

考え方が普及してきています

 

日本でもこうした考え方が広まりつつあり

証券取引所は上場会社に対してコーポレート

ガバナンスコード(企業統治の指針)を示し、その中

で社外取締役を積極的に採用していくように

要請しています

 

企業はこの要請に必ずしも従う必要はありませんが

従わない時は理由を説明する義務があります

最近では多くの上場企業が社外取締役を

受け入れ始めました

 

 

その結果、多くの企業の取締役会議では

社外取締役が質問や意見を提示して、それに

対して社内の役員が答えるというケースが

増えています

 

社内取締役は非常勤での参加ですので企業内の

細かい業務に精通している訳ではありませんが

より大局的な視点や外からの視点を取締役会に

持ち込むことができます

 

企業統治のあるべき姿へ

 

社外取締役が入ってくる以前は取締役会の運営は

ほとんど議論が行われず、非常に短い時間で

終わることが多かったです

内部で下から積み上げてきた多くの案件で

内部の役員だけだと議論する必要も

なかったそうです

 

取締役会議が形式化して形だけのものでした

社外取締役を積極的に導入するようになってからは

社内の決断に対して社外取締役がしがらみに

縛られず、異論を提起するケースが出てきました

社長の選任や解任にも社外取締役が重要な

役割するケースが増えました

 

バカバカしい社内での足の引っ張り合いをする

権力争いは減り、本当に社長にふさわしい資質を

持った人が就任する可能性が高まりました

 

例えばワンマン経営で問題を起こした

カルロス・ゴーン氏が日産の会長だった時は会議は

非常に短い時間に終了し、異論を提起する

社外取締役は翌年には他の人に交代させられるので

コーポレートガバナンスは機能していませんでした

社外取締役を入れればそれだけでよいということ

にはなりません

 

ワンマン経営はトップが優秀で本当に会社のためを

考える人ならばいい方向に動きますが、ゴーン氏の

ように私利私欲のことしか考えない人がトップに

立つと不正や隠蔽が増えて組織が腐っていきます

 

腐ったワンマン経営をどうやって防ぐための

ガバナンスの仕組みの強化が必要です

海外の投資家などは日本の企業がもっと

社外取締役を増やすように要請しています

 

取締役のメンバーの半分以上を社外の人に

するべきという意見もあります

どのような方向に行くのが正しいのかは

わかりませんが企業統治のあるべき姿から

日本企業がかけ離れているのは確かです

 

【日産新体制】いびつなルノーとの関係

【伊藤忠デサント】伊藤忠商事がデサント株式の40%を取得

【日本郵政不適切販売】認知症の高齢者をカモにする

 

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村


株式ランキング

↑いつも読んでくださりありがとうございます

1日1回ポチお願いします